五枚丈革台月夜和紙藍合革仕様
第五回日本和文化グランプリ入選
日本の伝統とモダンが融合した、他に類を見ない靴が誕生しました。
この靴は、日本の伝統的な藍染を施した革に、さらに繊細な和紙を貼り付けるという、京都の伝統技術+兵庫の皮革製造技術という極めて特別なコラボレーションによって作り上げられています。
デザインは、日本の足袋の形状を基に、革靴の機能性、下駄の構造美、そして草鞋の軽快さを融合させています。
レザーソールは、昔ながらの下駄の木底をイメージして、段差をつけた特別な仕様となっており、力強くもモダンな印象を与えます。
最大の魅力は、藍染の上に貼られた和紙が、履き込むほどに変化していく「育てる」表情です。歩行に伴って擦れたり、時には剥がれたりすることで、その下に隠れた藍染の陰影が現れ、まるで水墨画のような奥深く、唯一無二の雰囲気を醸し出します。
文化を纏うことで履く人の個性を映し出す特別な一足。時の流れと共に風合いを増す、この日本の美をぜひご体験ください。